パチスロの遊び方・仕組み
第1章 パチスロとは
正式には「回胴式遊技機」といいますが、一般的に使われる言葉ではなく、やはり「パチスロ」
もしくは「スロット」と呼ばれています。
基本的にはパチンコ店にあるコインで遊戯する機械のことで、玉で遊戯しハンドルを回すだけ
のパチンコとは違い、自分でコインを投入しレバーを叩いて回し、自分で絵柄を止めることが
出来ます。もちろん大当たりしたときも自分で当たり絵柄を揃えなくてはいけませんので初心者
の方は敬遠することが多いと思います。
でも最近は初心者でも気軽に楽しめるようになってきています。
店員さんを呼べば、当たり絵柄は揃えてくれますし、基本的なことは大体教えてくれます。
機械的なことを見ても、ほとんどの台は大当たりを告知してくれますし、目押し技術もそれほど
必要なくなってきています。
それでも最初は知っている人と一緒に行くのが良いでしょう。
第2章 パチスロの基本的な遊び方
パチスロで遊ぶには、まずコインを借りなきゃいけません。
今のほとんどの店は台のすぐ横にサンドと呼ばれるコイン貸出機がありますので、そこに1000円札
を投入します。すると1000円で50枚のコインを借りることが出来ます。
そのコインを台のコイン投入口に3枚投入して、レバーを叩くとリールが回りだします。
コイン1枚や2枚で回る機種もありますが、そういう機種でも必ず3枚掛けで回してください。
あとは3つあるストップボタンを左から順に押していけば、リールが止まります。
基本的にはこの作業の繰り返しです。
第3章 パチスロの基本的な仕組み
パチスロには有効ラインというのがあって基本的には横ライン3本、斜めライン2本の計5ラインです。
この有効ライン上にそれぞれ決められた絵柄が並べば、その配当に応じた枚数の払い出しが受けら
れます。配当は15枚が最高払い出し枚数になっっています。
払い出されたコインはクレジットという所に50枚まで貯蔵されていき、コインを投入しなくても、BETボタン
でコインをかけることができます。最近の機種はMAX BETボタンがあり、1回押すだけで3枚かけることが
できます。クレジット枚数の表示は多くの台はコイン投入口のすぐ上辺りにあります。
これらの払い出しがあるので、コイン50枚で平均約30ゲーム位まわすことができます。
有効ライン上に並んで払い出しが受けられるのは、BIGボーナス、REGボーナス、小役(ベルやスイカなど)
リプレイ絵柄といったところで、リプレイに関しては、コインを投入せずにレバーを叩くだけで、もう1ゲーム
回すことができます。(実質3枚の払い出しを受けてるのとおなじ)
これらリプレイや小役絵柄、ボーナス絵柄は、揃えようと狙っても揃うものではなく、機械内部で抽選し、
当選して、それぞれの絵柄が揃う状態にならなければ揃うことはありません。(フラグが立つという言い方を
します。小役フラグ、ボーナスフラグが立って初めてそれぞれの絵柄を揃えることができるのです。
機種によって違いますが、小役の中にはフラグが立った時にリプレイやベルなど絵柄を狙わなくても、勝手に
揃うものとチェリーやスイカなど狙わなければ(目押し)揃わないものがあります。
これはリール制御によるもので、パチスロはストップボタンを押したとき、押した絵柄の場所から最大4コマ
後ろまで滑って止まることがあります。(リールのスベリという)
この「スベリ」というリール制御により、リール配列の中にまんべんなく配置されてる絵柄は適当にストップ
ボタンを押しても揃うが、少ない配置の絵柄は狙わなければ揃わないということになります。
ボーナス絵柄はフラグが立った時、偶然を除いては必ず絵柄を狙わなければ揃いません。非常に難しく
感じますが、先ほども言ったように、リールのスベリがありますので、ピタリと絵柄を止めなくても大体の
場所でOKですし、店員さんや周りの人に頼めば揃えてもらえますので安心して遊べます。
第4章 ボーナスについて
ボーナスに当選して無事にボーナス絵柄を揃えたら、ボーナスゲームが始まります。
BIGボーナスはそれぞれ機種により消化手順が異なりますので、ここでは基本的なタイプの機種(Aタイプ)
で説明します。
BIGボーナスは30ゲームの小役ゲームと1回が8ゲームのJACゲームが3セットで成り立っています。
BIGボーナス絵柄が揃ったら、まず小役ゲームが始まり、通常通り、3枚掛けでプレイします。ベルやスイカ
等の小役が揃いコインを増やしていきます。
小役ゲーム中にリプレイ絵柄が揃ったら、JACゲームのスタートです。JACゲームは1枚掛けでプレイし(BET
ボタンを押しても1枚しか投入されないのでプレイの仕方は変わりません)リプレイ絵柄が1枚掛けの有効
ライン(中段)に揃い続けます。目押しは必要ありません。1回揃うごとに15枚の払い出しが受けられます。
つまり、JACゲーム1回で15枚×8ゲームで120枚の払い出しが受けられるわけです。
このJACゲームを3セット消化したらBIGボーナス終了となります。要するに小役ゲーム中に3回リプレイ絵柄
が揃い、3回目のJACゲームを消化したらBIGボーナス終了となるわけです。BIGボーナス1回で機種によって
大きく違いますが、約350枚〜711枚のコインが得られます。
REGボーナスは小役ゲームがなく、8ゲームのJACゲームが1セットで終了となります。
つまり、いきなり1枚掛けでゲームがスタートするわけです。REGボーナスで約120枚のコインが得られます。
パチスロというゲームは基本的にこの2種類のボーナスでコインを増やしていくのです。
第5章 換金・その他について
コインを換金しようと思ったら、まず自分の持っているコインをコインカウンター(ジェットカウンター)と呼ばれる
コイン計数機に持っていきます。場所はわかりやすい所にありますが不安なら店員に聞いてください。
最近はコイン計数機にコインを流すとき、ほとんどの店が店員がチェックしながら流すので勝手に流さないよう
に注意してください。せっかく獲得したコインが無効になる恐れがあります。
コインを流すとコイン枚数が表示されたレシートやカードが発行されるので、それを持って景品カウンターへ
行きレシートを渡してください。この場所で現金と交換できるわけではありません。もちろん自分でほしい景品
があればその場でその景品と交換できますが、換金したい場合は、まずそれぞれの店の換金するための景品
(小さなもので色によって金額が違う)を受け取ってから、店の外にある換金所ではじめて現金と交換できます。
換金率について
等価交換 ・・・ 1000円で50枚借りたコインがそのまま50枚で1000円に換金できるレート。つまり、5枚で100円。
6枚交換 ・・・ コイン6枚で100円と換金できるレート。
7枚交換 ・・・ コイン7枚で100円と換金できるレート。
換金率は重要で、例えば3000枚コインを獲得した時、等価交換なら6万円ですが、6枚交換なら5万円となります。
現在は等価交換が主流ですが、周りのお客さんや店員に確認したほうが良いでしょう。
第6章 パチンコ店での注意点
@ 自分が打ちたい台を探している時、台のコイン受け皿に物が置いていないか確認してください。
タバコや携帯電話、少量のコインなどが置いてある場合は、例え人が座ってなくても誰か別のお客さんが
キープしている台なので座ってはいけません。これは暗黙のルールです。
A 自分が打っていて、食事やその他の用事で台を長時間(10分以上)離れるときは、店員を呼んで休憩
の札を立ててもってください。なにもしないで長時間席を空けると自分の台を解放されてしまい、コインも
回収されしまいます。
B いくら大負けしていても台を叩いたり、蹴ったりしないでください。結構いるんですよね〜。お願いします。